夜のにおい

夜のにおい

わたしは、夜の空気が好き。
だけど、夜遅くまで外にいるとソワソワしちゃうから、夜におうちの中で窓を開けて、夜の匂いをかぐのが好きです。

夜の匂いはいつも違うんですよ。知ってますか?(あくまでもわたし調べだけど)
わたしのお家の窓は、二つの取手を外側にグッと押して両開きにする窓で、
少しだけ身を乗り出して匂いをかいでる。

外はあんまり人が通らないから良いけど、誰かに見られたらちょっと恥ずかしいかも。

わたしは結構匂いで思い出を記憶しているんだけど、夜の匂いはワクワクする時と、少し寂しくなる時がある。
どっちの気持ちの匂いも好きで、どっちも愛おしいなと思ってる。

夜のとっても深い時間に、窓を開けて文章を書いたり、イラストを描いたりするのも好き。
お昼とは違って、鳥の声もなくて、車も少なくて、人もいなくて、本当に静か。
お月様を眺めてあったかい飲み物を飲んでたら、いつもよりもアイデアが浮かぶ気がする。

文章は特に、周りに人がいたり話しかけられたり騒がしい中よりも、ひとりで静かにしている時の方が捗るから、夜に文章を書くのはとっても好き。
スターバックスで文章を書いている方はとってもすごいと思う。わたしは集中力がないのかな?笑

朝もお昼も、夕方も、みんなとても好きだけど、夜は一番リラックスできる。
夜の空気がとっても好きなお話でした。

森のカミリオン harü
兵庫県に住むイラストレーターの森のカミリオン harüです。 大好きな動物や植物の絵を描いています。 小さな愛を散りばめた、ほんわかした絵をお届けします。 紅茶とハーブティが大好き、そして一緒に住む犬を溺愛しています。