『ちょこんと待ってる』

ちょこんと待ってる

ギャラリーびー玉さまの「19年のありがとう展」に出展した作品その③

今回の展示は出展作品はひとり3点まででしたので、今回で「19年のありがとう展」出展作品の紹介はおしまいです。

『ちょこんと待ってる』

一緒に遊びに来たのに

はしゃぎ過ぎて走っていたら皆とはぐれちゃった。

迷子になったらここに集合って言われたから

座って待っとこう。

出来上がった時、私から見たこのキツネちゃんは、大人しいイメージでした。

でもきっと、元から大人しい子じゃない気がして。何でかな〜と思った時にこの物語が頭に浮かびました。

私もよくあります。はしゃぎすぎて最初にぶっ飛ばして後半に疲れちゃうとか。テンションの差が(笑)

だからこのキツネちゃんもきっと最初ははしゃいで走っていたのですが、走りすぎて迷子になっちゃったんだと思います。

私がまだ小さかった時、ディズニーランドに行ったらいつも「迷子の時の集合場所」がありました。

ウォルトディズニーとミッキーの像の下。まだ小さくてスマホや携帯電話なんて持っていなかったし、私がはしゃぎすぎてきっと迷子になる事を両親は多分分かっていたんだと思います。

だけどその集合場所を決めてもらっているだけで、迷子になっても大丈夫という安心感はありましたね。

ちっちゃい時ってすぐ迷子になりませんか?私近所のスーパーでさえ館内放送流してもらった事何回もありますし。

母と間違えて知らない方とずっと座っていたこともありますし。ひどい時は間違えて知らない方と手繋いだこともあります。「お母さん行っちゃったよ?」とその方に教えていただいて恥ずかしかった。

懐かしい事を思い出して脱線してしまいましたが、キツネちゃんも迷子になってはしゃいでた時の元気がなくなってシューンとしてしまったんだろうな。そんな時の「迷子の時の集合場所」って本当にありがたい。ここで待っていたら誰か迎えに来てくれるから。

でも本当に、森で迷子になったらどうするんでしょう。何か奇抜なお花とか、目印になる場所があれば良いんでしょうけどね。

ちょこんと座って待っているキツネちゃんの作品でした。

『木の実あつめ』

木の実あつめ

ギャラリーびー玉さまの「19年のありがとう展」に出展した作品その②です。

『木の実あつめ』

きのこの森に生えている木の実は

すごくおいしいと聞いたから

これは皆へのおみやげにしよう。

この作品は、リスを描きたくて描きました。リスがとても好きです。

シマリスも、エゾリスも、ジリスも好きです。リスが可愛い。リスが可愛い!だけどちょっと私のイラストはエゾリスみたいなリスが多めかもしれません。

私にとって、リスときのこは切っても切れない関係です。少なくとも私が描くリスにとっては、きのこは人間にとっての「木」みたいな存在じゃないかなと思っています。(そして何より、リスもきのこも可愛い。)

背景にそっときのこがある風景は当たり前で、登ったりして遊んだりもできます。

それにちょうどいい所にあったらきのこを机代わりにしたりイス代わりにしたり。お腹が空いたら食べちゃうかもしれません。あれ?きのこって便利ですね(笑)

今回のイラストのこのリスは皆におみやげとして木の実を持って帰りますが、食いしん坊な私はこの木の実はどんな味がするんだろう?と気になりました。どんな風に食べるのかな?

そのままカリッと、食べてしまうのかな?

私なら一口食べて、味によってスープにしたりジャムにしたり、一番おいしい方法で食べたいなぁ。

このイラストから、きのこの森であった事とか、木の実をどうやって食べたかとか、続きのような作品をまた作ってみても面白いかもなと思いました。

『お祝いのおどり』

お祝いのおどり

いつもお世話になっている大阪のギャラリーびー玉さまが、今年で19周年!19周年のお祝いの展示に参加させていただきました。こちらはそのギャラリーびー玉さまに出展させていただいた作品のその①です。

『お祝いのおどり』

今日は大事なお祝いらしい。

何のお祝いかは分からないけど、

皆が楽しそうだからここでおどっとこう。

ヤギのおどりってとても可愛いです。(ヤギにとっては踊っているとは思っていないかもしれないけど)

もっとダンスダンスって踊らせてあげても可愛かったかもしれないのですが、なんせこのヤギは何のお祝いで皆が盛り上がっているか分かっていません。

何だかよく分からないけど、とりあえず楽しそうな皆につられて踊り出してしまっているのです。

いつもはどこかの森に平和に暮らしている動物を描いているのですが、今回のこのヤギはどんな「皆」を見ていたんだろうな〜と考えていると、何となく小さめの村で行われているお祝いのような気もしてきました。そして、お祝いで踊っているのは人間、楽しそうな人間につられてついつい踊ってしまっているヤギ。

もしこれが村で行われている人間達の何かのお祝いなのであれば、もしかしたらこのヤギは「オイワイ」とは何かも完全には理解していないかもしれません。

ただとりあえず人間達が「お祝いだ〜」と喜んで楽しそうにしている姿を見て「オイワイ」という言葉を覚えたのでしょうね。

そしてそんな何となく踊ってしまったヤギを見た人間達は、一緒に楽しんでいるヤギが可愛くてついつい微笑んでしまう。そんな風景が浮かびました。

とても楽しそう〜。想像したら何だか幸せです。

おひなひいな

たまごびな

ひなまつりですね。

車に乗ったら「3月3日、今日はひなまつりです」って教えてくれました。

小さい頃、お雛様の所に置いてあるひなあられをこっそり開けて食べて怒られていました。

とよすのひなあられが大好きです。

今では母はこの時期になったら何袋もとよすのひなあられを買ってくれるのですが、もしかして私に食べられてもいいようにかな?

今日も母と一緒にいただきました。まだ3袋くらい残っています(笑)

ひなまつりを盛大にお祝いする訳ではないのですが、毎年おひなさまを飾って、ひなあられや菱餅や三色団子やちらし寿司を食べられるので3月3日が好きです。なんだか食べることばっかりだ!!

私のおひなさまは、京びなというそうで、おひなさまが左、おだいりさまを右に飾ります。

毎年のように母と、どっちだっけ?去年どっちに飾ってた?って調べながら飾っています。

今年もありがとうおひなさま達。

今日のイラストは、卵のおひなさま達です。

小さい頃から真っ白で卵型のおひなさまが、卵に見えていて。

皆さんのお家のお雛様はどんなのなんだろう。

素敵なひなまつりをお過ごしください〜!

ちっぽけな国

田舎の窓

最近ハマっているゲームがあります。

Apple Arcadeに入っている「アウトランダーズ」というゲームです。オーガニックなタウンビルダーという説明も好きです。なんじゃそりゃ可愛い。って思いました。

ちっぽけな国に畑を作って作物を育てたり、パン屋さんを作ってパンを作ったり。

他にもこういう事をするゲーム(農場ゲームっていうのかな?)はたくさんありますが、他と違うのは、プレイヤーができるのはここにこれを建てる、ここに道を作る、今はこの建設はストップとかいうのを決められるだけです。あとは時短勤務をするとか、食料を節約して食べるとかの法令を決められますね。

建設するのも作物を育てたり採集したりパン作ったりするのも、その国の住人(仲間)がするんです。プレイヤーはその様子を見ながら、ここにこれを建てた方がいいんじゃないかな?って考えてそれを指示するだけなんです。

ただ、住人たちは勝手には建設しないので、家もプレイヤーがどこに建てるかを指示してあげないといけません。そうしないと住人たちは外でうずくまって寝るし、どんどん不幸になっていきます。
それが可哀想で。あまりにも不幸だったら、みんな仕事をしたりしながら泣きます。泣いては仕事して。ものすごい可哀想です。

資源も限られていたりするので、その関係で家がなかなか作れなかったりします。そうしたらやっぱり家のない住人は外で寒そうに寝ているのですが、いつもそれを見て母に怒られます。「早く家作ってあげなさい!可哀想に…。」って。笑
私も早く作ってあげたいの!

食べ物も何日も食べていなかったら住人たちが餓死してしまうので、「ああぁぁぁ!!4人餓死した!!」と叫んだりしています。そうしたらやっぱり母に「もうあんた…。可哀想にほんまに。どうにかならんの?」と怒られます。心がとても痛いゲームでもあります。

でも、上手く流れに乗って資源も食料も安定してきて住人も子供を産んで増えたら、皆の幸福度が上がっていくので嬉しいです。時々最初からいたメンバーが老衰死するのがめちゃくちゃ悲しいんですけどね。

住人もちゃんと年齢や名前、性格があって、その説明がいちいち面白いです。

例えば、今私が作っている国のメンバーAgnesさん(アグネス)は24歳。ありのままを受け入れている。

Daisyさん(デイジー)は25歳。毛髪が薄くなりつつあるが気にしていない。 (早い!)
Margaretさん(マーガレットかな?)は2歳。学校が最高につまらないと思っている。(と満面の笑みで走り回っています)

通信をするようなゲームではないし、あくまでも自分で考えて自分でちまちましていくゲームなのですが、みんな違うゲームはしているけどこのゲームはあまりやっていないので悲しいです。

何日もやっていなかったら住人が死んじゃったりするわけじゃないので時間の空いた時に少しずつできるのも楽しいのです。ただ、住人の生活が可愛すぎて気がつけばあっという間に10分20分経っている。

Apple Arcade、月々600円かかってしまうのですがとてもオススメなので面白そうと思ったら是非やってほしいです。Apple Arcadeに入ったら色んなゲームがし放題でとても楽しいですよ!とは言え、私はアウトランダーズしかやっていないので他はあまり知らないのですが。

幸運は誰のところにいくのか

ガレット・デ・ロワ

この間、ガレット・デ・ロワを食べました。

確かフランスからやって来たお菓子で、アーモンドクリームが中に入ったサクサクのパイです。

その中に、フェーヴという陶器でできたちっちゃなオモチャ、または豆が入っていて、フェーヴが入った所に当たった人は1年間幸運が来るとか…(次の年のガレット・デ・ロワを買ってくる人になるとか、色々諸説あります)

今年我が家で食べたガレット・デ・ロワは、なんとフェーヴが上に別添えされていました(笑)別に良いけど上に乗っていて少し面白かった😂

だけど中は栗の入ったアーモンドクリームで生地もサックサク!とても美味しかったです。

フェーヴが誰のところに行くかのワクワクは無かったけど、皆で切り分けて美味しいガレット・デ・ロワを食べられて幸せでした。

もしフェーヴが入っていても入っていなくても、きっと皆で楽しい時間を過ごすのは変わりないので、フェーヴの幸運は皆の所に行くんじゃないかな。

フェーヴを作る人、パイを焼く人、ガレット・デ・ロワひとつで、毎年色んな所でたくさんの人を幸せな気持ちにできるのは素敵だなと思います。

皆がそれぞれの幸運を手に入れられますように。

シマエナガの日

シマエナガの日

今日は大寒、そしてシマエナガの日だと聞きました。

シマエナガの日・・・。名前だけで可愛い。

シマエナガの日なんだって!!と父に言ったら「シマエナガ?なんじゃそれ」と言われました。

冷蔵庫にシマエナガマグネット貼ってるのに。

シマエナガといえばなんとなく冬のイメージがありますが、年中いるんですよね。

冬のシマエナガと違って、暖かい季節のシマエナガはモフモフじゃなくってスリムになってる写真を見たことがあります。

どの季節もきっとシマエナガ可愛いですよね。雪が降ってない季節だとあの真っ白なシマエナガはすぐ見つかりそうです。

綿菓子とか、いちごとかを啄んでて欲しいルックスをしているけど、あの可愛い顔でモリモリ虫を食べたりするのかと思ったら現実の生き物なんだなと感動します。笑

今さっきシマエナガが見たくて画像検索していたんですが、一瞬で癒されました。ヒーラーシマエナガさん。

あんなに人の心を掴むのはすごいです。可愛い生き物は本当にすごい。見るだけで癒すことができるのは最高の特技だなと思います。

北海道以外では、エナガという鳥が見られますよね。エナガの方が馴染みがありますが、真っ白のシマエナガの可愛さは酷かったです。すごく可愛い。エナガも極太眉でなんか可愛いのに、シマエナガすごく可愛い!!少し幼く見えるのかな?

北海道に行ったらシマエナガを見に行きたいです。写真撮れたら嬉しいけど、気づかれないようにそうっと撮りたいです。びっくりさせたりしないように。だけど自分の目で見る事ができるのが一番嬉しいです。

そして本物のシマエナガさんを見ながらスケッチしたい・・・。最高の贅沢。

そんなシマエナガの日というお話しでした。

レモネード名人になりたい

レモンから出る

小さい時、外国のドラマや映画で小さな子どもたちが家の庭でレモネードスタンドを作っているのをみてすごく憧れていました。綺麗なお庭に、可愛い手作り屋台があって通りすがりの大人が1杯何セントとかのレモネードを買っていく・・・。楽しそう!

だからなんとなく、レモネードには憧れがありました。

外食をした時も、スーパーでもよくレモネードを買ってもらっていたなぁ。

私が高校生の時、オーストラリア人のお友達が日本に留学にやってきて、おやつの時間にレモネードを作ってくれました。

なんとなしにポイポイと手際よく作ってくれたのですが、今までレモネードというものにだけ憧れていたので自分で作るという発想が無くて、手作りのレモネードに感動した覚えがあります。

その時から、レモンからレモネードを自作するという能力を身につけました。

自分で作るレモネードの良いところは酸っぱさ甘さ、自分で調節できるという所ですね。なんだか20歳を超えてだんだん市販のジュースが甘すぎに感じる時がたまにあって(笑)

あと無農薬の国産レモンを選んだり、甘さも蜂蜜だけにしたりと、入れるものもこだわれるのも楽しいです。

今は祖父が無農薬レモンをお庭で作ってくれるので、実があったらいつでもレモネードが作れます。嬉しい。ジジレモン。

ソーダ入れたり、ホットにしたり、レモネードって美味しい。

日本でもレモネード専門店があったりするので、専門店のレモネード気になります。まだ飲んだことはないのですが。

私のレモネードは少しずつ味を足していくやり方(自己流)で作るので、一発でとびきり美味しいレモネードを作れるようになりたいです。

私はお友達や家族に振る舞う限定なのですが、

いつかどこかのレモネード屋さんのラベルとか、お仕事させてもらえたら嬉しいな☺️(妄想)

体に優しい完全無農薬アンドこだわり蜂蜜のレモネードショップ、どなたか作りませんか😆?飲みにいきたい!

そんな風にを考えながら、今日のレモネードにも少し蜂蜜を追い足しするのでした🍋レモネード名人の道のりはまだ長い・・・

ゆっくりと新しい年になりました

2021年お年賀

新しい年になりました。

のんびり生きているので、なんだかやっと2021年に来れたような気がします。

コロナの印象が強過ぎて少し2020年が可哀そうだった気もしますが、2021年はなんだかいい年になるんじゃないかなって期待しています。

今年に限った目標ではないのですが、今年も私らしく一つ一つ丁寧に色んなことをしていきたいです。

私は今実は少し自分の中だけで2つ小さいキャンペーンをしています。

『自分のできる範囲で、新しいことも挑戦してみようキャンペーン』と『私をもっと知ろうキャンペーン』です。

どちらも小さいことかもしれないけど、私にとっては大事なことだなと思っています。

新しいことに挑戦して好きが見つかったら楽しいし、自分が何が好きで何がしんどいのかとかを知ることができたらいつも幸せに生きることができるのかなって思っています(笑)

でもあくまでも自分のできる範囲なので、無理はしません。のんびりゆるるんとやっていきます。

ブログも楽しいので、のんびり書いていきます!ヘロヘロな文章ですがもし良かったら読んでくださると嬉しいです☺️

減っていく黒豆ズ

黒豆ズ

年末なので母とおせちの準備をしています。

母が炊いた黒豆、とっても美味しいです。黒豆ズは結成から数時間経ちましたが、味見大魔王(私)に食べられて少し減りました。

うちの黒豆は甘過ぎずに素材の味が生きています。この味が大好き。

そんなことはさておき、皆様今年は全体に少し大変な年だったかもしれませんが、良い2020年でしたか?

私も大変なことも確かにありました。思うようにできなくて、悔しいなって思うこともありました。だけど悪いことばかりではありませんでした。それより、なんとなく自分を強くすることができた年だったように思います。

物理的にムキムキで強くなったという訳ではないですが、内面を少し強くできたのではないかなって思いました。そうだといいな。きっとそう。

皆さんもせっかくの2020年、大変な年というだけではなく、何か発見や楽しいこともあった年だったら嬉しいなと思います。

来年はもっともっとharüを色んな方に知っていただけるように頑張っていきたいです。少しお恥ずかしい気もしますが、色々な私も皆さんに知っていただけたらと思います。

もっとイラストのお仕事をいただけるように、もっと自分のしたい事ができるようになりますように。

そして、大好きな大切な方を大事にしてたくさん楽しい事もしたいです。

来年も皆さんにとって、寒い日の暖かい飲み物のように、心をほんわりする事ができるイラストを描いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

今夜は寒いので暖かくお過ごしください。そして、良いお年をお迎えくださいませ。