ほんのむし

【空想お店】ほんのむし

古書から新書まで、小さい頃からたくさんの本を読んできた、まさに本の虫である店主さんがお気に入りの本だけを集めて販売されている本屋さんです。 幼少期に好きだった児童書、青春時代に読んだ甘酸っぱい小説、大人になってから改めて...

あの文具店

【空想お店】あの文具店

ご実家が昭和29年創業の、小さな町の文具店で育った店長さんは、大の文房具マニアです。残念ながらご実家の文具店は、店長さんが高校生の時に閉業してしまったのですが、店長さんの大好きだった文房具のお店を復活させたい と、ご両親...

魔女の塗り薬

「私のくすり」のお話

突然だけれど、うちには魔女がいる。魔女と言ってもワタシの母のこと。 「西の魔女が死んだ」という小説があるのだけれど、感覚としてはあの「魔女」に近いのかもしれない。ワタシの友人にも「うちの魔女が〜」と言うと、確かにうちの母...

綿毛との出会い

綿毛との出会い

アヒルがペタペタ歩いていたら、アヒルと同じ色の何かがフワフワと降ってきた。 これはなんだろう? とても気に入ってしまったから、これがフワフワ着地するまでアヒルはずっと眺めていた。 「綿毛との出会い」 これは、綿毛の季節に...

幸せなきのこ

幸せなきのこ

森のどこかに生えているちっちゃなきのこ。 ゴロンと寝転がってみるとようやく目が合うぐらいちっちゃくて、 見つけるのは難しい。 このきのこを見つけると、そっとある事を教えてくれる。 それは、幸せを見つける方法。 ちっちゃく...

クランベリーゼリー

夏のお仕事

毎年夏になったら、私に課せられるお仕事があります。 それは『ババロアゼリーを作ること!』です。 うちの母はプリンとかゼリーとか、本人の言葉を借りると「ゲル化」の食べ物が大好きです。 私が小さい時、よくゼリーを作ってくれた...

風の中のトリ

『風の中のトリ』

『風の中のトリ』 風の中にいるトリがいた。 じっとしていると、吹いてくる風が たくさんのことを教えてくれる。 暖かさ、寒さ、緑のにおい、花のにおい 風とトリは仲良しだった。 言葉にはしなくても色んなことをお話した。 風が...

いつも仲良し3人家族

『いつも仲良し3人家族』

『いつも仲良し3人家族』 お花畑でお花の冠を作っている幸せな私たちをみて ちょうちょがたくさん飛んできた。 ちょうちょが運んできてくれた「喜び」と「愛情」をたくさん感じて いつもの幸せがもっともっと増えた。 こちらの作品...

ちょこんと待ってる

『ちょこんと待ってる』

ギャラリーびー玉さまの「19年のありがとう展」に出展した作品その③ 今回の展示は出展作品はひとり3点まででしたので、今回で「19年のありがとう展」出展作品の紹介はおしまいです。 『ちょこんと待ってる』 一緒に遊びに来たの...